玄米を食べている人は健康への意識が高いと思いますが、玄米をどのように選んでいますか?栄養豊富な玄米を食べるのであれば、玄米そのものにもこだわって選んでいますか?
こだわる理由は残留農薬が気になるから。玄米は精米する前の籾殻(もみがら)だけを取り除いたお米です。玄米のぬか部分には農薬がたまりやすいのです。
私は、筋トレしていることもあり、長年様々な栽培方法の玄米を食べてきました。ですが、たどりついたのは自然農法のお米でした。
この記事では、玄米にこだわったほうがいい理由と美味しい炊き方について解説します。
この記事を読むと、炊き方が難しく思われがちな玄米が美味しく炊けます。美味しいごはんを食べると元気になれます。
筋トレをしていても、していなくても、こだわりの玄米を美味しく炊いてしっかり栄養をとって元気に毎日を過ごしませんか。
玄米のメリットは、筋トレに必要な栄養価が高いこと
- 栄養価が高く、ビタミンB群、食物繊維、ミネラル(マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛など)が豊富に含まれる。
- 食物繊維が豊富なので、消化を助け、便秘予防にも効果的。
- 血糖値の上昇を穏やかに抑える効果がある。
- 味わいが濃厚で、歯ごたえがあるので、食べ応えがあり、満腹感が得られやすい。
玄米には、白米に比べてビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群が多く含まれています。ビタミンB1、B2はエネルギー代謝の効率を上げ、ビタミンB6はタンパク質の合成に関与するなど、筋トレ中には嬉しい効果がたくさん。
また、筋トレ後の疲労回復に必要なミネラルが豊富で、玄米には白米に比べて5倍ものマグネシウムが含まれています。マグネシウムは筋肉が活動するときに必要な、エネルギー代謝を行う際に必要であり、筋肉のダメージや炎症からの回復にも効果があります。
玄米にこだわったほうがいい理由
理由は、残留農薬です。
玄米は精米する前の籾殻(もみがら)だけを取り除いたお米です。玄米のぬか部分には、農薬がたまりやすい性質があります。
農薬は、お米の表面だけでなく、ぬかや胚芽の中にも残留することがあります。そのため、洗っても残留農薬を取り除くことができません。
筋トレをしている人は、健康のために玄米を食べている方もいるでしょう。しかし、残留農薬が残った玄米を食べてしまうと、せっかくの健康効果が半減してしまうかもしれません。
そのため、残留農薬の心配がない玄米を選ぶことが大切です。
私は、お米の栽培方法や農薬使用の有無、残留農薬の有無など、できるだけ確認して選んでいます。
栽培方法には、特別栽培、有機栽培、自然栽培など、さまざまな種類があります。
また、栽培方法とは別に、残留農薬検査済みなどと記載されて販売されているお米も。
私は産直サイトの「ポケットマルシェ」で自然栽培の玄米を継続的に購入しています。
ネット購入のメリット・デメリット
購入するサイトとしては、アマゾンや楽天などに代表される総合通販サイト、お米屋さん、
生産者さん個人、ポケットマルシェなどに代表される直販サイトです。
メリット
- 種類が多く、好みのお米が見つかる。
- 品質の高い玄米をいつでも手軽に入手できる。
- どんなに重くても自宅まで配送してくれる。
- 栽培方法などが詳しく記載されている。
- 写真で生産者さんや生産風景が知れる。
- 美味しい炊き方や保存方法などが記載されてる場合がある。
- 商品と一緒に生産者さん通信などが送られてくることがあり、より身近に感じることができる。
デメリット
- 送料がかかる場合がある。梱包サイズ・配送先によって送料区分されている。
- 見た目が確認できない。
- 価格が安いのか高いのかわかりづらい。
- 他の玄米と比較しづらい。
- 注文してもすぐに届かない場合がある。例としては新米の収穫前など。
- 食品なのでお客様都合での返品不可になる。よって注文には十分注意する必要がある。
失敗を防ぐポイント3つ
ネット購入を前提とした、失敗を防ぐポイントを押さえておきましょう。
サイトをよく読む、送料を確認する
サイトをよく読んで、送料についても確認することが重要です。
お米の品質については、生産地、栽培方法、除草方法、残留農薬の有無、お米の品種(ブランド)、精米度合いなどをよく確認しましょう。
説明文に書かれている単語がわからない場合は、インターネットでおおまかに意味を調べることをおすすめします。
玄米の価格は、送料を含めて考える必要があります。
通常、サイトのトップページや商品ページには送料に関する情報が掲載されているはずです。配送方法や送料無料の条件などを確認しましょう。
複数のサイトを比較することで、送料の相場やお得な情報を把握できます。
しかし、多くのサイトを比較する場合は、価格比較が面倒になる可能性も。私はエクセルを使って送料込みの価格を計算し、比較しています。
玄米は食品なので、返品ができません。購入前によく確認して、間違いがないようにしましょう。
発送日の確認
玄米を購入する際には、発送日も確認しておきましょう。
急いで玄米が必要な場合は、特に注意が必要です。
通常、ネットショップでは発送日に関する情報が記載されています。
在庫状況や休業日などによって発送が遅れる場合もあるので、確認しておきましょう。
また、収穫後に発送されるケースもあります。
余裕を持って注文し、受け取り予定日を把握しておきましょう。
口コミを参考に、購入の判断材料にしよう
玄米を購入する際には、口コミもチェックしましょう。他の人の購入体験や評価を知ることで、自分が購入する際の判断材料とすることができます。
口コミには、商品の品質や味、発送の速さ、梱包の丁寧さなどが記載されていることが一般的です。
ただし、味についての口コミは、個人差が大きいことに留意する必要があります。
口コミは、あくまで参考程度にとどめて、自分に合った玄米を選びましょう。
玄米を美味しく炊くポイント
難しく考える必要はありませんが、玄米は白米に比べて少しだけ注意が必要です。
- たっぷりの水で洗い、数回水を替えてモミガラなどを取り除きます。
- 一晩給水させましょう。
- 一晩給水させた水は捨てましょう。玄米ごはんが苦くなりません。
- 炊飯器で炊くにしても、鍋で炊くにしても、水加減に注意しましょう。
- 炊飯器の場合は、炊飯器のコース、水加減で炊いてみてください。
- 鍋で炊く場合は、玄米の1.5倍量の水が目安です。
- 昆布と海塩ひとつまみを入れると更に美味しくなります。
玄米の賞味期限と保存方法について
玄米は賞味期限がないとされています。実際に袋を見ても賞味期限は記載されていません。しかし、適切な保存方法を守ることで、味の低下や虫の発生が防げます。
玄米の保存におすすめの方法は以下の通りです。
- 湿度と温度の管理:
玄米を保存する場所は、湿度と温度が低い環境(15度以下)が望ましいです。湿度や温度が高いと品質が劣化しやすくなります。 - 日光を避ける:
保存する場所は、日光が当たらない暗くて涼しい場所が最適です。 - 冷蔵庫の野菜室がおすすめ:
冷蔵庫の野菜室は、湿度や温度を一定に保つため、玄米の保存に最適な場所です。特に夏場は冷蔵庫内が涼しいため、玄米の劣化が防げます。 - 密閉できる保存容器に移しかえ:
冷蔵庫用の米びつや、ふた付きのプラスチック容器、チャック付きのビニール袋などに玄米を入れて保管します。
私は、アスベルの冷蔵庫用の米びつを愛用しています。この米びつは、タテにも横にも冷蔵庫のドアポケットにも収まるコンパクトなサイズで、使い勝手がよく便利です。
玄米の味をなるべく落とさないで保存したい人には、特におすすめです。
まとめ
筋トレをしている人は、健康への意識が高い人が多いでしょう。
玄米は、栄養価が高く、ダイエットや筋トレにも効果的な食材です。
玄米を選ぶ際には、残留農薬の問題も考慮する必要があります。お米選びにもこだわりましょう。
産地やお米の品種、栽培方法、生産者さんや生産風景が確認できると安心感が増し、より身近に感じられます。
詳しくは、下の記事で解説していますので、興味があれば見てみてください。
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