ジムで有酸素運動をしながら、読書ができたら時間の有効活用ができますよね?どの有酸素運動のマシンでもできるわけではなく、多く見られるのが、エアロバイクをこぎながら読書している光景です。
なぜエアロバイクなのか?答えは、有酸素運動マシンの中で1番体が安定するからです。
ジムでの筋トレ歴が長く、私自身は有酸素運動だけをすることが苦手なため、空いていれば必ずエアロバイクを選び、本かスマホを見ていました。背もたれなし、背もたれ付き、背もたれひじ掛け付き、と3種類のバイクで運動した経験があります。
この記事では、ジムのエアロバイクで有酸素運動しながら読書する方法とメリット・デメリットについて詳しく解説します。
この記事を読むと、どのエアロバイクを選べばより安定するのか、また最適な本のサイズがわかります。
安全性・安定性が一番大切なので選び方を間違ってしまうと、有酸素運動も読書もままならなくなります。ペダルを踏み込んだときでも、最も体が安定したのが、背もたれひじ掛け付きのバイクでした。
有酸素運動時間の有効活用をするために読書は最適ですが、注意深く行う必要があります。
エアロバイクで運動しながら読書はできるが、条件がある
結論からいうと、エアロバイクで運動をしながら読書はできます。
ただし、バイクの種類と本の大きさに条件があります。
- エアロバイクは、背もたれ付きを選ぶ(ひじ掛け付きだとなお良い)
- 本は、片手で持てるサイズを選ぶ(もしくは電子書籍やスマホ)
おすすめするエアロバイクの種類は背もたれ付き
背もたれ付きのバイクだと、体が横にぶれたりせず安定します。
ひじ掛けがあると、更に安定感が増します。
安定感があるとペダルがこぎやすく、読書に集中できるとも言い換えられます。
背もたれがないタイプだと脚でペダルを踏みこんだ時に体が横にぶれやすく、
バランスを崩しがちで危ないのでやめたほうがいいです。
おすすめの本の大きさは片手で持てるサイズ
文庫本や新書サイズの片手で持てるサイズが1番良いです。重さ的にも軽いのでおすすめです。
上記と同じ理由で、電子書籍やスマホもおすすめです。
逆にハードカバーはおすすめしません。ハードカバーの本を読みながらバイクで有酸素運動をしたことがありますが、たった20分でも手が疲れてしまいました。
ちなみにトレッドミル(ウォーキングマシン)では、ほぼ不可能
トレッドミルは、歩行やランニングの際に地面の代わりにベルトが動く仕組みです。
地面のベルトが回転することで、歩くか走るかの動作を実現しています。
一方で、読書は内容を理解するための集中力を必要とします。
トレッドミルでの有酸素運動は、身体の動きに集中する必要があります。
正しい姿勢を保ち、スピードや傾斜を調整しながら歩くことは、事故やケガを防ぐために重要です。
本を読みながらトレッドミルで歩くという行為は、身体のバランスを崩し、危険な状況を招く可能性があります。
読書に夢中になってしまうと、自然な歩行動作が乱れ、効果的な運動ができなくなる恐れがあります。
トレッドミルでは、適切なペースや傾斜を維持しながら動くことがポイントです。
実際に、ウォーキングしながら読書に挑戦したことがありますが、ものすごくゆっくりしたペースでないとできなかったです。焦点がずれるため集中できません。読書も、ウォーキングも中途半端になったので、すぐに読書をやめました。
トレッドミルでは、映像を見ながら、音楽を聴きながら、歩いたり走ったりすることが一般的です。
メリット・デメリット
メリット
- ながら運動ができて時間を有効活用できます。
- 時間が経つのが早く感じます。少し長めの時間に設定しても運動が苦になりません。
- きりの悪いところだと、きりのいいページまでさらに運動を続けるので、結果、有酸素運動時間が長くなります。
デメリット
- 普通にイスに座って読んでいるときより焦点がずれやすくなり、集中力が落ちますが、背もたれ付きのバイクを利用することにより軽減できます。
- 読書をしながらなので、適度な速度や強度でしか設定できません。よって、最速で強度を高くした状態での読書はほぼ不可能です。体調や体力に合わせた設定で運動を行い、安全に注意することが大切です。
- 読書をしたりスマホを見続けたい人に好まれるため、背もたれ付きのバイクが空くのを待っている人をちらほら見かけました。(時間帯や保有台数によりますが、ジム自体の混雑時間と比例する傾向があります。)
- エアロバイクの利用時間に制限を設けているジムもありますが、時間制限を設けていないジムもあります。例えば、1回の利用は最大1時間などです。体験的には、エアロバイクに時間制限を設けていないジムのほうが多いです。
エアロバイクで有酸素運動をしながら読書していた私の経験談
有酸素運動は、背もたれひじ掛け付きのバイクで読書しながら、というのが私の定番でした。
個人差はありますが、私にとっては本当にこぎやすかったです。
ある時、背もたれひじ掛け付きバイクに空きがなかった時に
背もたれなしのバイクで本を読みながら運動しようとしました。
ペダルの重さを重く設定してしまい、ペダルを踏みこんだ時にバランスを崩しました。
結局、軽めの重さ設定しかできず、運動がおろそかになってしまい、
バランスを気にするあまり読書がままならなかった。
いつも決めて行っている有酸素運動時間はできなくて、早めに切り上げてしまいました。
運動の効果があったのか疑問で、もやもやした気持ちになってしまいました。本来であれば、運動して気分がスッキリするのに、何ともいえない気分でした。
いつもの常連さんは、慣れているのでしょう、新聞を大きく広げて読んでいました。きっと上手くバランスが取れているんだと思います。
私自身、長年エアロバイクで有酸素運動を行ってきましたが、読書するなら背もたれ付きのエアロバイクの方が断然しやすい、という結論に達しました。
エアロバイクで有酸素運動をしながらの読書は、条件付きでおすすめ
背もたれ付きのバイクを利用できるのであれば、おすすめします。
ジムに設置していなければやめたほうがいいです。
個人差があり、背もたれ付きバイクでも運動しにくいこともあるので、全員におすすめはできません。
まとめ
今回は、条件付きでバイクで運動しながらの読書をおすすめしました。
運動しながら読書時間も確保できるので、時間効率的にとてもいいです。慣れてくると、自然とバランスが取れるようになります。
ただバランス感覚には個人差があります。
背もたれ付きエアロバイクでも安定感が足りない場合もありますので、その点はご注意・ご留意ください。
ジムで筋トレするときに、知っていると役に立つポイントについて解説した記事があります。
興味があれば見てみてください。
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