ジムのマシンフロアの片隅だったり、マシンの後ろにそっと置かれている厚さ5cmくらいの長方形のパッドが何のためにあるのか知っていますか?実際に使われているのを見たことある人はわかりますよね。使ったことはありますか?
使ったことがない、使わない人のほうが多いです。必要がなければ、使わなくていいのですが、この長方形のパッドは位置の微調整にとても役立ちます。
ジムでの筋トレ歴25年以上で、マシンのシート位置や高さが合わない場合は積極的に使っています。使わないと、位置が合わず、きちんとターゲットの筋肉に効いていないからです。
この記事では、長方形の背あて用補助パッドを利用するタイミングや使うマシン、使用方法について詳しく解説します。
ジムのマシンで筋トレをしていてシート位置が微妙に合わず、筋トレの効果があるのか疑問に思ったら、是非使ってみてください。補助パッドがあるだけでやりやすさや筋肉への刺激が変わってきます。
使うと、背あて用補助パッドが有効だと動作を繰り返しながら気づくはずです。グリップ位置、シート位置、背もたれの位置などを自分に合うように調整してターゲットとなる筋肉がフルに使えるようにしていきましょう。
補助パッドとは
マシンのシート位置が合わない時に使うクッション性のある厚さ5cmぐらいの長方形のパッドです。
なかには正方形に近い形のパッドも。
大抵のジムには補助パッドが用意されています。
ジムによってまとめて置いてある場合と、
補助パッドが必要になるマシンのところに立てかけて置いてある場合があります。
はじめにマシンのシートと握るバーの位置、フォームを確認

効果が出ているのかわからない、狙った筋肉が刺激されているのかわからない、
変なところが筋肉痛になった、と思ったときには
シートの高さ(や深さ)と握るバーの位置関係を確認してみましょう。
シートの高さや背もたれの位置、バーの開始位置が調整できる場合は調整します。
その後正しいフォームで動作を数回繰り返します。
それでも微妙に位置が合わないと感じたら補助パッドを利用してみましょう。
例えば、レッグプレスのような運動では、補助パッドを使用することで、
より深く膝を曲げることができ、筋肉の収縮範囲を拡大することができます。
レッグプレスの場合は、背中側に補助パッドを置きます。
補助パッドを利用して効果的にトレーニング

無理をするような姿勢でトレーニングするのは好ましくありません。
実はこの補助パッドはジムに置いてあっても目につきにくく、あまり利用されません。
積極的に利用して位置を調整し安定させた状態で、正しいフォームでトレーニングしましょう。
そうすることにより狙った筋肉がきちんと使われるはずです。
補助パッドが必要になる主なマシンは以下になります。
<上半身>
- チェストプレス、チェストフライ⇒背中に置く
- シーテッドケーブルロー⇒座面のシートに重ねる
<下半身>
- レッグプレス、アダクション&アブダクション、レッグカール、レッグエクステンション⇒背中に置く
まとめ
位置がしっくりこなく、効果が感じられないと思った時の解決方法として
補助パッドを使ってのトレーニングを解説しました。
シート位置の微妙な調整をして最大限の効果を引き出せるようトレーニングしましょう。
補助パッド以外でも筋トレ時にあったら便利なアイテムを紹介しています。

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