テレビでプロのスポーツ選手がネックレスや指輪などのアクセサリーをつけたまま競技をしているのを見かけたことがあるかもしれません。例えば、テニス選手がネックレスやブレスレットをつけてプレーする姿などが代表的でしょう。
「アクセサリーをつけたまま運動するんだ」と思うかもしれませんが、筋トレに関しては話が別です。ケガを防ぐためにも、トレーニング前にはアクセサリーを外すことが重要です。ただし、控えめなピアスは例外になります。
私は筋トレ歴25年以上になりますが、パーソナルトレーナーに指摘されて以来、アクセサリーをつけて筋トレをしなくなりました。
この記事では、筋トレ中にアクセサリーを外す理由について、ケガの予防やアクセサリー自体の変形防止、さらにはトレーニングのパフォーマンス向上にどのように役立つかを解説します。
記事を読むことで、筋トレ前にアクセサリーを外すことで得られる安全性やメリットが理解できるはずです。アクセサリーは失くしやすいため、外した後は袋に入れてポーチやかばんに保管することをおすすめします。
筋トレ中にアクセサリーをつけるリスク
筋トレにはいくつかの注意点がありますが、その中でも特に大切なのはアクセサリーを外すことです。アクセサリーとは指輪、ネックレス、ブレスレットなどです。
筋トレ中にアクセサリーをつけたままだと、動作が制限され、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。最悪の場合、ケガの原因になることもあります。
指輪が筋トレに与える影響
指輪をつけたまま筋トレをすると、バーベルやダンベルを握る力が弱くなり、しっかりつかめない可能性があります。これにより、手をケガするリスクが高まります。トレーニングでは、握る動作が多いため、指輪は必ず外すようにしましょう。
ネックレスが危険な理由
ネックレスは動作中に邪魔になり、体の動きが制限されることがあります。不自然な姿勢になると、関節や筋肉に負担がかかり、ケガを引き起こす恐れがあります。
ブレスレットによるリスク
ブレスレットも同様に外しておくべきです。特に重たいブレスレットや鋭い金属部分がついているものは、腕に当たってケガをする危険があります。さらに、ダンベルなどの重量物を持つ際にブレスレットが引っかかってちぎれてしまうこともあります。そのため、筋トレ時は手首のアクセサリーもすべて外したほうが安心です。
ピアスに関する注意点
大きなピアスは、運動中にはずみで外れてしまうことがあります。ただし、小さめのピアスは基本的に問題ありません。ですが、タオルで顔の汗を拭いたり、イヤホンを着脱する際には、ピアスが引っかからないように注意しましょう。
私の経験談:アクセサリー着用の問題点
以前パーソナルトレーニングを受けていた際、トレーナーからラットプルダウンをする前に指輪とブレスレットを外すように言われたことがありました。
ラットプルダウンとは、下の写真のように、上部のバーを引き下ろして背中の筋肉を鍛えるマシンです。
実際に指輪をつけたままラットプルダウンを行うと、指に圧力がかかり、握力にも影響が出ました。幸い、指輪の変形やケガはありませんでしたが、この経験をきっかけに、小さめのピアス以外は筋トレ時にアクセサリーを一切つけないようにしています。
普段身に着けているアクセサリーも、筋トレ中は危険なものになりかねません。大切なアクセサリーやケガのリスクを避けるためにも、筋トレ前には必ずアクセサリーを外してから始めましょう。
アクセサリーの取り扱い説明書にも注意書きがある
アクセサリーを購入した際に付属する取り扱い説明書には、「運動時には外してください」と注意書きがあることが多いです。
特に貴金属製のアクセサリーは、汗や摩擦で傷ついたり変形したりするリスクがあるため、長持ちさせるためにも運動中は外すことが推奨されています。
やはり、アクセサリーの変形や破損を防ぐためにも、筋トレ中には外すようにしましょう。
まとめ
トレーニング中は、アクセサリーを変形させないためにも、また怪我防止のためにも外しておくことが重要です。
アクセサリーはトレーニングが終わってからつけるようにしましょう。筋トレ前に外したアクセサリーは失くしやすいため、専用のポーチなどに保管してくださいね。
そして何より大切なのは、正しいフォームや握り方でトレーニングを行うことです。怪我を防ぎ、効果的な筋トレを行うためにも、アクセサリーは外し、安全を第一に考えましょう。
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