ジムに入会して初めてトレーニングする日は、何をすればいいのかわからないことだらけですよね。ジムに行ったら最初に何をするのか、いつ着替えるのか、マシンエリアに行ったらどうすればいいのか、不安に感じることでしょう。
特にマシンエリアに入ると、初心者にとっては何をどうやればいいのかわかりづらくなります。スタッフの説明なしでは初心者はわかりません。
私は筋トレ歴25年以上で、数々のジムに通いました。以前はジムのマシンエリアでスタッフとして働いた経験もあります。初心者に案内をしたり、見学者への対応やトレーニング指導を行ったこともありました。
この記事を読むと、ジム初日の流れがわかりますので安心してください。
マシンエリアに行って、いきなりトレーニングできる初心者はいません。スタッフに声をかけて、指示に従うことになります。その後、大きく3つのパターンにわかれます。どのパターンでも、スタッフへの質問や相談のタイミングがわかるようになっています。
ジム初日はワクワクと緊張感がありますが、スタッフとのコミュニケーションを通じて、徐々に緊張感を忘れてしまうかもしれません。トレーニング中にわからないことがあれば、遠慮せずに質問して疑問を解消しましょう。それぞれ目標や目的がありますが、初日は無理をせずに楽しみながら過ごしましょう。
以前に書いた記事
筋トレ歴25年以上の経験者が教えるジムの選び方と見学時のチェックポイント
からの流れになります。
マシントレーニングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
マシントレーニング完全ガイド:メリット・デメリット徹底解説【筋トレ歴25年以上】
昨今、ジムの形態が多様化しており、初心者トレーニングがない場合もあります。ここで紹介しているパターンは、総合フィットネスクラブ*を想定しています。
*総合型フィットネスクラブ: マシンジム、プール、スタジオプログラムなど、多様なサービスが利用できる施設。
服装について
快適で動きやすい服装を選びましょう。
もちろん、モチベーションアップのために、服装から入るのもオススメです。
どんな服装で他の人たちがトレーニングしていたのか、見学時を思い出して参考にしてください。
靴は、スニーカーにしましょう。
特に女性の場合は、スポーツブラの着用をおすすめします。
肩甲骨の動きを妨げないYバックのスポーツブラが最適です。
持ちものについては、下の記事を参考にしてみてください。
【有益】ジム、自宅、公園別、トレーニング時の持ちもの【筋トレ歴25年以上】
ジムに行ったら受付へ
会員証を提示して受付を済ませます。
その後、ロッカーで着替えて荷物を保管しましょう。
ロッカーの鍵を使用して施錠し、身につけておいてください。
タオルや水筒などを持ってマシンエリアに移動します。
ワクワクと緊張が入り混じる瞬間ですが、時間とともに慣れて緊張がほどけるので安心してください。
マシンエリアに行ったあとは、3パターンある
マシンエリアのスタッフに声をかけて、今日初めてジムに来てトレーニングする旨を伝えましょう。
ジムのスタッフは、声をかけられることに慣れているので安心してください。
その後、以下の3パターンに分かれます。
- カウンセリングあり、メニューを組んでマシンへ案内
- カウンセリングなし、初心者向けのおすすめメニューでマシンへ案内
- 初心者トレーニングへの参加を提案される
トレーニングの前にストレッチをするように案内がある場合もあります。
ジムによって初心者への案内方法が異なるため、スタッフの指示に従ってください。
1.カウンセリングあり、メニューを組んでマシンへ案内
カウンセリングを受けて、初心者向けのメニューを作成し、マシンの使用方法を案内されるパターンです。
カウンセリングでは、目的や入会したきっかけについて尋ねられることがあります。理想のボディや気になるパーツ、要望があれば伝えておきましょう。カウンセリング後に作成されたメニューに従って、最初に使用するマシンへ案内されます。
マシンへ案内された後は、スタッフが実演してくれます。そして実際にマシンを使用してトレーニング開始です。
各マシンでは、スタッフの実演を見てから実際にマシンを使用するという手順が繰り返されます。
2.カウンセリングなし、初心者向けのおすすめメニューでマシンへ案内
カウンセリングなしで、ジム側であらかじめ決められている初心者向けのおすすめメニューを案内されるパターンです。すぐにマシンへ案内され、スタッフが実演してくれます。
このパターンでは、スタッフが一対一でサポートしてくれるため、トレーニングのセット後の休憩時間やマシン間の移動時に、自分が行いたいトレーニングや気になる部位について相談することができます。
トレーニング中に行うため、詳細な相談をする場合はメニュー終了後がおすすめです。
3.初心者トレーニングへの参加を提案される
初心者を対象にした『初心者トレーニング』を1日のうちで複数回行っているパターンです。
ジムでは特定の時間帯に初心者トレーニングが開催されており、参加を提案されます。
参加者は1人だけの場合もあれば、2人や3人といったグループで行われることもあります。
このパターンではカウンセリングは行われず、ジム側であらかじめ決められた初心者向けのおすすめメニューでトレーニングを行います。スタッフが実演したあと、参加者は順番にマシンを使ってトレーニングを行います。
ただし、スタッフとの一対一のサポートは受けられませんので、個別の質問や相談は難しいかもしれません。トレーニングが終わったあとになると、ゆっくりと個別の相談や質問をすることができますので、そのタイミングでしっかりと聞くことをおすすめします。
マシントレーニングが一通り終わったら
マシントレーニングが一通り終わったら、使ってみたいマシンがあればスタッフに相談してください。案内や提案をしてくれるでしょうし、目的に合わせた別の提案もしてくれるかもしれません。
以前、私がジムのスタッフとして働いていた際には、気になるパーツに効果的なおすすめのマシンについてよく質問されました。
よく聞かれたパーツは、次の2つです。
- 二の腕
- ダンベルを使ったトレーニングやマシン、自重を利用した方法などがあります。 - 下腹部
- 腹筋用のベンチを使ったトレーニングや自重を利用した方法などがあります。
何か悩みや疑問があれば、ぜひ相談してみてください。スタッフから有益なアドバイスを得ることができます。
初心者にありがちなのは、初日にモチベーションが高まり、さまざまなマシンを試してみたいと思うことです。しかし、不慣れな動きをするため、無理をしないように注意しましょう。
トレーニングの最後に軽い有酸素運動を行うのもいいですね。
ジム通い2日目からは繰り返し
ジム通い2日目からは、できれば1週間以内に2、3日空けて再びジムに行ってみましょう。
理由は、トレーニング後の筋肉疲労から回復するために必要な期間を確保するためです。
2日目のジム通いでは、初日に教えてもらったメニューを繰り返し行うことになります。
継続的なトレーニングによって、メニューに慣れていき、筋力もついていきます。ジムの雰囲気にも慣れてリラックスすることができるようになります。
もしメニューを忘れてしまったり、疑問がある場合は、スタッフに相談してみましょう。丁寧にアドバイスをしてくれるはずです。
まとめ
今回は、筋トレ初心者のジム初日のマシンメニューや当日の流れについて詳しく説明しました。
ジムによって初心者への案内方法は異なる場合がありますが、一般的には3つのパターンにわけられます。
新しいことに挑戦する際には、少し緊張することもあるでしょう。初日ならなおさらです。
ジムに足を運び、トレーニングに取り組もうとする姿勢は立派なものです。
怪我をせずに安全にトレーニングを続けるために、無理せずトレーニングを行いましょう。筋トレは継続が重要です。
もし1人では不安がある場合や、個別に効果的なトレーニングを学びたい場合は、パーソナルトレーニングがおすすめです。パーソナルトレーナーとの一対一の指導で、より効果的なトレーニング方法を学ぶことができます。
コメント